プレディアクラブ

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case02

大崎で邸宅を築く。
菱重エステート・ディアスタ大崎
現場所長(施工担当)
栗本 一弘

東京・品川区大崎4丁目。下町情緒あふれる「戸越」と、再開発で生まれ変わった都心「大崎」のどちらにも程近いエリアです。2013年の秋、ここに新しいマンションが誕生します。『ディアスタ大崎』。今回は、まだ基礎部分の工事段階にある現場を訪ねて、マンション施工のすべてを取り仕切る栗本所長に話を聞いてみました。

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指揮者のように、職人チームを動かす人。

「所長」とはどんな仕事か、ご存知でしょうか。マンションが完成するまでには、長い時間がかかります。その間、土を掘り、建物を支える杭を打ち、柱や壁をつくる鉄筋を組み、コンクリートを流し…と、工程に応じて100種類くらいの業者、職人さんが現場に出入りします。それらの人々をチームとして、「よいマンションを建てよう」という一つの目的のもとにまとめあげているのが所長です。

栗本は、オーケストラでいえば指揮者のような存在。プレイヤーである職人さんが最高の力を発揮できるように、作業環境を整え、ときには指導して、建物のすみずみまでディアスタの品質を追求しています。栗本は言います。「お客様はパンフレットなどで完成予想図をご覧になっていますよね。その期待を超える出来にするのが私の仕事ですから」

10年後の外観の美しさまで、イメージしていく。

取材当時、『ディアスタ大崎』は基礎部分の工事の真っ最中でした。そこで、現時点で気を遣っていることを聞いてみると…。「この物件は、土地に高低差があります。建物の背中のほうが高くなっている。ほら、水は高いところから低いところへ流れるでしょう?だから、雨水が建物に浸入してこない仕組みをつくることが重要なのです」

実は、雨水はやっかいな存在です。「私が、特にこだわっているのは雨だれの防止です。雨だれは時間の経過とともに、外壁に黒い筋をつけてしまいます。せっかくの外観が、だいなしになります。そうならないよう、10年後も美しいままの建物をつくりたい、というのが私の目指していることですね。住んでみなければわからない部分こそ、本当の品質である、と考えていますから」

なにが聞こえてくるか、まで念入りに調査する。

この物件は、幹線道路から一本入った住宅地にあり、あたりは昼間でもとても静かな場所にあります。それでも、クルマなどの音が届く可能性も考えられるため、工事に入る前には専門の業者に依頼して、「日中どれくらい騒音があるのか」検査を行いました。

「6m程度の高さのマイクロホンを立てて、3ヵ所で敷地に入ってくる音を測定しました。その結果、防音性能としては一般的なサッシで十分担えることがわかりましたが、結果的には一クラス上のサッシを採用しましたね」。念には念を入れる。なによりも、部屋の中で心地よく過ごしていただきたいという願いがあるから、栗本は手間ひまを惜しまないのです。

建物を彩るタイルと対面したときの、うれしさ。

いまはまだ形のない『ディアスタ大崎』ですが、日々工事は進んでいます。人の目で、人の手によって。マンションとは手づくりの建物であり、その完成を栗本は誰よりも心待ちにしています。「外壁工事が完了して、建物にかけられていたシートが取り払われる。そのときちょっと離れた場所に立って、建物全体を見渡すわけです。夕方だったら、外壁のタイルが西日をキラキラと反射しましてね。いやあ、きれいに貼れたなあって、うれしくなってしまうんですよ」。そのよろこびを、1日でも早くお客様と共有したい。そんな想いが、今日も栗本の背中を押しています。

住む人のためにつくる、ということ。
私たちは、今日も新しいモノづくりに
取り組んでいます。

※2019年4月1日より、
住まいの新ブランド「プレディア」が誕生いたしました。
※2018年7月1日より、
「JR西日本プロパティーズ」に社名変更いたしました。

プレディアクラブについて

プレディアクラブはJR西日本プロパティーズがプロデュースする会員制のクラブです。

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