洗面・バス用品やタオル類だけでなく、ドライヤー、体重計、掃除・洗濯用品、洗剤のストックなど、収納したいモノが何かと多い「パウダールーム」。「Uストレージ」では、三面鏡裏収納やリネン庫などの豊富な収納スペースを設置することはもちろん、それぞれの使いやすさや、整理のしやすさにも徹底的にこだわりました。

例えば、リネン庫は一部をオープンにして、頻繁に使う小物や時計、アクセサリーなどの一時置きスペースに。洗面ボウルも真ん中ではなく片側に寄せ、タオルや衣類などの一時置きができるようにしました。洗面ボウル奥はマグネット対応のホーローパネル。石鹸やボトルの「浮かせる収納」ができるだけでなく、水はねが目立たないというメリットもあります。洗面化粧台下には、空間を最大限に有効活用できる「観音開き」の扉を採用。3段の引き出しは、異なる深さをミックスしました。

食品、食器、調理用品、調理家電など、たくさんのモノで溢れるキッチンスペースの収納は、収納量だけでなく、使い勝手や見た目の美しさも重要なポイント。そのため、プレディアでは各必需品の標準的なサイズや使用頻度を綿密に想定し、それぞれが最適の場所にきちんと収まる「オリジナル食器棚」を提案しています。

食器類の収納に適した吊戸棚は、身長が低い女性でも奥まで手が届きやすいように、少し低めに設置。必要なお皿がサッと取り出せます。また、「取手付きストッカー」や「コの字ラック」など、市販のグッズを活用しやすい有効寸法に配慮。可動棚で高さを調節しながら、上段まで無駄なく空間を使えます。吊戸棚下のカウンターは調理家電置き場。標準サイズの電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトルなどが綺麗に置ける奥行きや高さを確保しています。

カウンター下には引き出しを設置。お箸やフォーク・スプーンなどのカトラリーや小物類だけでなく、毎日使うお茶碗やお椀、小皿などの食器類も入れられる深さを確保しています。その下の収納には、「観音開き」の扉を採用。米びつなどの重いモノや大きなモノも収納しやすく、市販の収納グッズを上手に使えば、奥まで余すところなく空間が利用できます。

また、キッチンでは必須アイテムの「ゴミ箱」を扉の中に収納できるようにしました。この部分には底板がないため、押す引くの手軽な動作で出し入れができ、ワゴン式家電ラックの収納としても利用できます。通路に「ゴミ箱」を置かないことで、スムーズな家事動線を確保するとともに、生活感を「隠す収納」として、カウンターキッチンなどオープンなキッチンの見映えにも配慮しています。

システムキッチンの収納にも数々の工夫やこだわりが施されています。上部の吊戸棚にはラップホルダーやペーパーホルダー、お玉などが掛けられるフックを設置しました。底板がないので、調理中、扉を開けずにキッチンペーパーやお玉が手に取れます。キッチンパネルは便利なマグネット対応。マグネット式の調味料ラックなどを使って「浮かせる収納」をすれば、出しっぱなしの調理小物も邪魔にならず、お掃除も簡単です。

キッチン下の「スライドキャビネット」も大容量。ワイドも高さもたっぷりあるので、大きなパスタ鍋を入れることも、ペットボトルやしょうゆ、サラダ油などのボトル調味料を立てて収納することも可能です。フライパンなどの鍋類も「立てる収納」がおススメ。「プレディアU」では、優れた「収納」を企画するだけでなく、こうした収納テクニックを含めて、実際の使い方をイメージしていただけるモデルルーム創りも心掛けています。