最初に訪れたのは、「江古田の森公園」。約6万㎡の広大な公園です。大規模な樹林が残る園内は、野鳥がさえずり、まさに「森」の中にいる気分。ハナミズキの丘をはじめ、四季折々の自然に触れながらのジョギングも、健康的で気持ちが良さそうです。

「江古田の森公園」そばの小さな喫茶店、「江古田珈琲焙煎所」に寄ってみました。静かに流れるジャズを聴きながら、自家焙煎のコーヒーをいただきます。1杯に4分前後かけていれるコーヒーは、とてもふくよかな味わい。手づくりのパンやケーキもおすすめです。

「江古田の森公園」から3分ほど歩いたところに、完成したばかりのマンション「ディアスタ江古田の森」があります。周辺は車通りも少なく、閑静な住宅街。青空に映える明るい外観が印象的です。気が向けばいつでも森の中に行ける、そんな贅沢な暮らしがイメージできます。

「ディアスタ江古田の森」から、都営大江戸線「新江古田駅」までは徒歩8分。スーパーやドラッグストアなどが集まる駅前に、オシャレな洋菓子店「ロートンヌ」が。ゆったりした店内には「eco田シュー」や「eco田プリン」など、ここにしかないスイーツがいっぱいです。

「新江古田駅」から西武池袋線「江古田駅」方面へ足を伸ばします。桜並木で名高い千川通りを進むと、「武蔵大学」の正門が出てきました。名門一貫校の「武蔵高等学校 中学校」も同じ江古田キャンパス内にあり、この一帯にもまた、豊かな緑が広がっていました。

中野区と練馬区の境界付近にある「徳殿（とくでん）公園」は、地域のシンボル。区画整理されて長方形に整った敷地内は、林、水路、遊具広場の3つのスペースに分かれています。こじんまりとした公園ですが、地元の人たちの憩いの場となっています。

豊玉南の「氷川神社」に来てみました。環七通り沿いですが、境内は静かで心が落ち着きます。所蔵の旧拝殿、力石、神輿（みこし）は、練馬区登録有形文化財に指定されています。隣接するお寺「正覚院」の鮮やかな多宝塔も見え、彩りの美しさに目を引かれました。

「渋谷園芸」は、このあたりを代表する専門店です。まるで植物園のような中庭には、ガーデニングの鉢植え、季節の花や野菜の苗がずらり。広大な敷地は、通路以外、ほぼ緑で埋め尽されています。温室も備えていて、南洋の植物も色とりどり。さすが、緑の街のお店です。

「渋谷園芸」を後にして「練馬駅」へ。ここに地域のランドマーク「練馬区役所」があります。見上げる天井が気持ちいい1階アトリウムでは、区内農家の方が丹精込めて育てた皐月（さつき）の展示会が開催されていました。練馬区では、古くから皐月の栽培が盛んだそうです。

20階の展望ロビーに上ると、練馬区の公式アニメキャラクター「ねり丸」が待っていました。東西南北に開いた大きな窓には、東京スカイツリーや富士山といった大パノラマの眺望が広がります。本格的な洋食を味わえる展望レストランも、ビューポイントとして人気です。

展望ロビーの一角に、「江古田の森公園」が見えるスポットがありました。緑豊かな街の中で、ひときわ濃い自然が根付いている様子がよくわかります。この公園の間近に誕生したのが、「ディアスタ江古田の森」です。その恵まれた環境を、あらためて実感しました。