スタート地点はJR山陽本線「姫路」駅。明石や三宮、大阪など阪神間主要都市への軽快なアクセスはもちろん、新幹線の利用で全国各方面への移動もスムーズなビッグターミナル駅です。駅直結の「ピオレ姫路」は、ファッション、雑貨、飲食など暮らしを彩る約200店舗が集う大規模ショッピングセンター。見晴らしの良い屋上広場からは姫路城が一望できます。

「ピオレ姫路」をはじめ、駅周辺には多彩な商業施設が集結。飲食店を中心に約60店舗を展開する「フェスタ」、スーパーマーケットから映画館まで揃う「テラッソ姫路」、家電量販店「エディオン」も入った「ホテルモントレ姫路」。そのほか、古くから続くアーケードの「みゆき通り商店街」などもあり、日々の買い物や暮らしを幅広くサポートしてくれます。

駅北側の「にぎわい交流広場」は「まちなか広場大賞」や「グッドデザイン賞」などを受賞した駅前広場です。姫路城の石垣や堀をイメージした庭園が整備され、夏場には子どもたちが水遊びもできます。広場を取り囲むように、商業ビルやカフェや飲食店が配置され、西側には山陽電鉄本線「山陽姫路」駅と駅直結のターミナルデパート「山陽百貨店」があります。

駅から南に延びる「駅南大路（えきなんおおじ）」は、クスノキ並木で知られる街のメインストリート。この大通りから一歩入った閑静な住宅地に「プレディア姫路」が誕生します。駅前の喧騒から程良く距離をおいた駅徒歩10分の地。敷地東側には緑豊かな並木道と第二種住居地域が広がり、各住戸から播磨アルプスや麻生山などの開放感溢れる眺望が楽しめます。

現地徒歩3分の「外堀川」の両岸約1.4kmに渡って続く「運河公園」には、土手の斜面を活用した滑り台やアスレチック遊具などがあり、子供たちがのびのび遊べます。川沿いの遊歩道はブロック敷きで、ランニングやウォーキング、ベビーカーでのお散歩にも最適。桜の季節にはお花見も楽しめ、都市部の貴重な憩いの場として、地元の方々に親しまれています。

現地向かいの「姫路キヤッスルグランヴィリオホテル」では、5種類のお風呂やサウナ、岩盤浴などを備えた本格的な温浴施設「華楽の湯」が利用できます。カラオケルームや15,000冊以上の漫画や絵本を揃えたコミックコーナーなども併設されているので、家族でくつろいだり、エステやマッサージなどのボディケアを受けて、日ごろの疲れを癒すこともできます。

現地の近くには、おしゃれなお店や暮らしに役立つお店がたくさんあります。徒歩2分の「抹茶さろん ひとこと」は、抹茶を使ったスイーツのほか、抹茶そばやパスタなどのお食事メニューも楽しめる和カフェ。徒歩4分の「じゃがぱん」は種類豊富な焼き立てパンが並ぶベーカリー。徒歩6分のスーパーやフィットネスジムは、いずれも「24時間営業年中無休」です。

「駅南大路」を南へ。この辺りにも素敵なお店がいろいろあります。現地徒歩10分の「サン・ミッシェル」は手づくりフランス菓子の専門店。シンプルながら素材にこだわったケーキが人気です。その先の「アルティジャーノチーズ」は世界各地から直輸入したチーズの専門店。店頭で試食をしたりアドバイスを聞きながら、ワインや料理にピッタリのチーズが選べます。

「サン・ミッシェル」近くの「灘菊酒造」は、明治43年創業の日本酒メーカー。酒米は「山田錦」「兵庫夢錦」など兵庫県産米を中心に厳選し、伝統的な手作業で丹精込めて酒造りをしています。直売所では全種類のお酒が試飲できるので、その日の気分に合わせてお好みの一品を購入することも。創業当時の酒蔵が見学でき、国内外からの観光客も数多く訪れます。

「灘菊酒造」敷地内の「前蔵」は、明治43年築の酒蔵をリノベーションしたレストラン。趣ある店内で、酒元ならではの逸品料理が味わえます。名物は、砂糖の代わりに綿菓子を使った「元祖綿菓子牛鍋」。日本酒、刺身、麦飯とろろ、デザートなどがセットになったランチコースがおススメです。日本酒はノンアルコールの甘酒に変更可能。お子様連れでも楽しめます。

「灘菊酒造」から北西に少しを足を延ばせば、「手柄山中央公園」が広がっています。緑溢れる園内に、スポーツ施設や水族館、植物園などが設けられた広大な総合公園で、現地からは徒歩14分。現在公園の再整備計画が進行中で、併せてその玄関口となるJR山陽本線の新駅も計画されています。今後も変化を続ける姫路の街。さらなる進化に期待が高まっています。