スタート地点はJR「呉」駅。駅直結のショッピングセンター「クレスト」には、22時まで営業するスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店など、暮らしに役立つ店舗が集結しています。駅北側ロータリーには「呉阪急ホテル」があり、その上層階からは「旧そごう呉店」の跡地をはじめ駅周辺一帯を再開発する「呉駅周辺地域総合開発」の様子を眺めることができます。

交通ターミナルや商業・公益・医療施設などが集積する複合施設、駅2階から直結するデッキ広場などが創出され、先進的で賑わい溢れる空間へと生まれ変わる「呉駅前」。その再開発エリアを目の前にする駅徒歩4分の地に「プレディア呉駅前」が誕生します。駅前利便施設を普段使いできる近さながら、幅35m超の国道31号が喧騒を程良く隔てた、この街の特等席です。

現地すぐ近くの「トライベッカ」は、コールドプレスジュースとオーガニック野菜中心のカフェ。オシャレでヘルシーなメニューが人気です。徒歩5分の「呉共済病院」は創立120周年を迎えた歴史ある病院。かつて軍港都市であった呉市で、海軍工廠の職工さんとそのご家族のために設立された病院で、今も変わらず市民の方々に親しまれ、頼りにされています。

現地から東へ数分歩いた所を流れる「堺川」沿いの「蔵本通り」は、都市景観形成モデル事業の一環で美しく整備された道路です。6車線を4車線に縮小することで生まれた空間を水の広場、集いの広場、芸術の広場、花の広場など様々な広場やレンガの歩道として整備。大正時代から続く伝統的な屋台文化を継承する通りとしても有名で、夜の散策も楽しめます。

「堺川」を渡ると、地元の方々から「れんがどおり」と呼ばれ親しまれている全長420mのアーケード商店街があります。この商店街の周辺には、呉の名物グルメ店や老舗の名店が目白押し。昭和21年創業の「福住フライケーキ」もその一つ。外はサクサク、中のあんこはホクホクの揚げ饅頭のようなスイーツで、今もなお行列ができる呉市民のソウルフードです。

「フライケーキ」と並ぶ呉の名物スイーツと言えば、「エーデルワイス洋菓子店」の「クリームパイ」。呉で最も古い歴史を持つ洋菓子店で、昭和40年の創業以来変わらない味で市民の皆様に愛され続けています。すぐ近くの「珍来軒」は昭和30年代に創業した呉冷麺発祥の店。温かい麺や定食メニューもあり、こちらも開店前から行列ができる人気店です。

「れんがどおり」入口向かいの「昴珈琲」は、世界各国46種類のコーヒーを販売する専門店です。戦艦大和艦内で愛飲されたコーヒーの味と香りを再現した「海軍さんの珈琲」や、豆の生産国で実際に撮影した写真をパッケージにしたドリップコーヒーはギフトにも最適。店頭に並ぶコーヒーは全て店内で焙煎し、昭和34年の創業以来変わらず量り売りを続けています。

「昴珈琲」近くの「オールファーマシータウン」は、ヘルスケアの複合施設です。ヘルシーカフェ「オールカフェ×タニタカフェ呉店」や健康測定ラボ「オールラボ」をはじめ、ヘルスケアコンビニ、フィットネスクラブ、クリニックなどが入店。カフェの利用で、体組成測定や血管機能測定、貧血チェック、骨評価などの中から2種の測定が無料でできます。

今度は駅の南側へ。駅からペデストリアンデッキでつながった「ゆめタウン呉」は呉エリア最大の商業施設。「ユニクロ」「無印良品」「スターバックスコーヒー」など有名人気店が数多く入店しています。お隣のビルにある「呉ハイカラ食堂」は、潜水艦内をイメージした店内で海軍グルメや海自カレーが食べられるレストラン。自衛隊グッズの販売もしています。

「ゆめタウン呉」の先は、呉を代表する観光スポット「大和ミュージアム」。世界最大の戦艦「大和」を10分の1スケールで再現した巨大模型があり、国内外から多くの観光客が訪れます。向かい側は、本物の潜水艦内部を見学できる「海上自衛隊呉史料館（てつのくじら館）」。丸い屋根の建物は「呉中央桟橋ターミナル」で、呉の海の玄関口となるフェリー乗り場です。

「大和ミュージアム」に隣接する「SEASIDE CAFE BEACON」は、呉湾を眺めながら食事やお茶が楽しめるカフェ。海自カレーが食べられる店舗の一つでもあります。艦船ごとにレシピが異なる海自カレー。このお店では「護衛艦さみだれ」のレシピを再現しています。お店の目の前のウッドデッキテラスからは、呉湾が一望。天気が良い日の散歩にピッタリです。